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2021/2/17 ブランディング

ブランディングシリーズvol.2
「Webサイトリニューアル」

こんにちは!ラストマイルワークス広報担当です。

今回はみなさんが現在ご覧いただいているWebサイトですが、これがどういった経緯で作られたかについて、代表小林、町田にインタビューをしてみたので、紹介いたします。このWebサイトは昨年9月に初回リニューアルが行われ、10月にアップデートがありました。
ラストマイルワークスらしく、刻々と時代の移り変わりとともにアップデートし続けるように、このWebサイトもどんどん進化していくのでしょうか。今回は、その第一弾として、どういった構想でリニューアルが始まったのか、会話形式でご紹介します!



広報担当
そもそもリニューアル前のサイトの時からラストマイルワークスのことは知っていたのですが、
今回どうしてリニューアルしようとしたのですか?

小林
前のサイトは、創業当初から自前で突貫的に作ってから3年間経っていました。
創業当初の時とメンバーも変わっているし、理念やビジョンもまとめたし、ブランドの看板として現在のラストマイルとは違いが出てきていたというのが大きなきっかけかもしれないですね。

町田
2019年の時にも変えようか、という話がありましたよね。

小林
そうですね。でも、その時は資金のかけどころの優先順位的に、まだHPに投資できなかったというのもあって。
2020年明けたときに、今年はやるぞ!と決められた感じでしたね。

広報担当
その時に日本は緊急事態宣言になったと…。

小林
そんな中、快くセルインタラクティブさんが協力してくれて、今に至る流れになりましたね。

広報担当
4月からおよそ半年かけて作られたと伺いましたが…?

町田
小林も僕も、日本にいたりカンボジアやベトナムにいたりと、緊急事態宣言中外出できなかったりしてと、そもそも直接会えない中でのプロジェクトでしたね。
セルインタラクティブさんとは開発中も一回も直接は会わなかったから、全部リモート会議でのプロジェクトでした。

広報担当
リモートプロジェクトでも実現できるがすごいですね。
ラストマイルワークスに入社してからもリモートでどんどんプロジェクトが進んでいくことに、次世代を感じています。

次に、リニューアルをする中で、ここは大事にしたいなって点はどんなことだったのですか?

小林
ブランドイメージの刷新もさることながら、やはり日本拠点での採用が大きな目的でもありました。
今までは少しずつWantedlyなどの採用ポータルサイトに出したりしていたのですが、求人活動を実施するときに、必ずユーザーはコーポレートサイトHPを確認しますよね。
その時に、自信を持って見てもらえるサイトにしたかった、というのが強かったです。



町田
反響はまあまあありますが、営業メールもよく来るようになりましたね(笑)

小林
求人サイトにも出したり露出度をあげたからですかね...。でも、今までのサイトでピンと来ていなかった層の人たちが、今回のサイトでピンと来てくれたら嬉しいなと思います。
そもそも、アジア拠点のテック企業は、どうしても途上国感の強い印象があったり、「日本 対 アジア」的な対比的に見られてしまっているケースがほとんど。僕らはそういった在り方ではないし、先進国と途上国という二項対立で僕らのサービスの価値を考えていない。
現在は日本、カンボジア、ベトナムで展開していますが、それぞれの強みがある一方で弱みもある。僕たちはそれぞれの強みや多様性を生かして、ワンチームとして組織していく。そして、広い世界の中で、唯一の存在としてラストマイルワークスがある。アジアを代表する企業になる。
こういう姿勢がある中で、「カンボジア発の会社なのにすごいね」とか言われないように、ある種無国籍に広がっているような世界観がつくれたらなと最初から考えていました。

町田
ミッション・ビジョン・バリューの提示から、行動指針の見せ方もだいぶアップグレードさせました。
言葉だけでなく、写真やイラストレーションを用いて、非言語でも言わんとしていることが伝わるデザインが実現できたように振り返っていますね。



小林
日本語と英語のサイトだけど、Webサイトの設計って世界共通で良い悪いが伝わるものだと思います。
日本拠点の採用目的も強かったけど、現在海外を拠点に活動している人や、日本から世界に飛び立ちたい人が、一人でも多く気になってくれると良いなと思っていますね。

広報担当
まず最初のインタラクティブな画面が目をひきますよね。
サイトのカラーやフォントなどけっこうガラッと印象が変わりましたが…

小林
実は僕は最初の画面だけ強くこだわっていたというのがありました。
ファーストインプレッションとして、その会社の全てが大体わかるものだと思うから。
そこで、ああいったビジュアル案を採用した、というのがありましたね。工程的には最後だったけど、「時空を超える」というテーマや、ラストマイルのロゴにも込めた「星」とか宇宙的な印象も出せたかなと思っています。



広報担当
知れば知るほどわかってきますが、うちらしいですよね。

町田
あのコンテンツは、セルインタラクティブさんからの提案もあって、ホムンクルスさん(https://homunculus.jp/)というWebインタラクティブ界隈ではスター的な存在の人も参画してくれました。
関わった人数は多かったけど、これも全部リモートで定期的に確認しあいながらゴールできました。最初はどうなるか…と不安もありました。(笑)
でも、3社間で色んな人をまたいでビジョンを具現化できたなと思います。
あの1stViewは、「過去〜現在〜未来」と構造物のイメージが、シームレスに切り替わっていく様子をWebGL技術で表現していて。
3Dオブジェクトのデータも僕らが作ったし、企画やアプローチデザイン〜実装と、プロジェクトチームの誰一人が欠けてしまっていたら、成し得なかったんじゃないかな。それも満足できるまでけっこう試行錯誤して、ようやくリリースできたのはすごいことだったと振り返りますね。

小林
まさしく。

広報担当
ほかにもサイトカラーとかフォントなど細かい部分も統一感が出ましたね。

小林
1st画面だけ大事にしていたといったけど、実はブランドづくりにおいてとても大事なことだったから、そこもこだわりました。ラストマイルグラデーションというアイデアを採用して、全ての写真イメージに共通の印象をもたらす工夫や、フォントもラストマイルロゴと親和性の高い書体を再選定していくことで、オリジナリティや独特の世界観が強まったかなと思います。

広報担当
今後Webのみならず色んな媒体に展開していきたいですよね。

小林
ブランディングにおいてとても重要。
ラストマイルで働くみんなが、ラストマイルらしい、とかラストマイルっぽい雰囲気みたいなものを、言葉なくとも共通理解が浸透することを重要視しているっていうのがあるかな。
あとは、スピード感ですね。今回は、リモートだったからっていうのもあったかもしれないけど、まだまだスタートアップだし、これからもスタートアップだから、1ヶ月単位で刻々と組織が変わり続けていくためにも、今この時点で軸づくりできたのは、とても良いことだったと思うし、これからの進化がさらに楽しみです。

広報担当
ありがとうございました!



いかがでしたか? 日本・カンボジア・ベトナムと3カ国にまたがるラストマイルですが、国を超えて一つのものをスピーディに作り上げる組織力が今回のWebサイトにも活かされたと思っています。
弊社は現在も随時ジョインしたいと考える仲間を募集中です!少しでも気になったり、話を聞いてみたいという方がいらっしゃったら、いつでもご連絡・お問い合わせをお待ちしております!

さて次は、インナーブランディングについての取り組みをご紹介します!

それでは。